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今あんまりブログとか
書いてる場合ではないのですが、
たまたま観た映画が良かったので、
ちょっとレビュー。

わんす・あんど・ふぉーえばー


ワンス・アンド・フォーエバー』。

ベトナム戦争が舞台です。

陽面着陸計画より移行(2010年3月)

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これからは戦争映画は一人で観ようと思います。

精神的にものすっごくつらいけど、
誰かが横で「かわいそう」とか、
「うわっ」とか言われると、
なんか違うなって思うんですよね。

確かに痛々しかったり、
残酷で目を覆いたくなるようなシーンばかりだけど、
かと言って絶対目を背けちゃいけないし、
「かわいそう」とかの問題じゃないと思うから。


この映画(大半の映画がそうだけど)、
戦争反対のメッセージがあって、
最近のは特に、中立派というか、
敵も味方もない作品が増えてますね。

だから今作は、
アメリカ兵のことはもちろん、
ベトナム兵のこともちょっとだけ描かれます。
ただまだまだ"敵対心"はあるような。
そこだけがやや残念だったけど、
戦争反対映画としては良かったと思います。

一昔前の映画とか、
アメリカ対ロシアがもろ出しでヒドいのありますよね…。
(もちろんアメリカ派。ハリウッドだからね…。)
あと、
パール・ハーバー』。
日本で公開される前、
"日本がヒドく描かれてる"とかもありましたね。
私はこの映画自体が駄作すぎて、
感想も何もないんですが、
とにかく偏り映画はあんまり好きじゃない。
ついつい、
敵と味方目線で観てしまうし、
主人公目線で観てしまうし。
感情移入の問題で、
悔しいけど偏っちゃうんですよね…。



この映画、
結構戦闘シーンが多くてスゴかった。
カメラにうまく血をつけて、
戦争を凄まじく見せたり。
人が撃たれるシーンも完全に見せてました。


主演はメル・ギブソン
んまぁ…確かに主人公だから、
そりゃかっこよく魅せてたとも思いますが…。
でもなんか改めて、
ウマいんだ、メル・ギブソン。
と、感服しました。
役柄的にとっても良かったし、
すっかり自分も映画の中にいる気分になるから、
メルみたいな指揮官がいると
すっごい頼もしいなって。 (あ…これは偏り目線ですね…)

あと驚いたのはグレッグ・キニア
こんなスゴい作品に出てるとは思わなんだ…!
彼の役柄はヘリコプターの操縦士。
兵士を運んで、
武器を運んで、
負傷者を運ぶ。
彼の役の心情なんかもウマく描かれてたなと。
(もちろん自身も危険だけど)自分は兵を激戦地まで送り、
負傷者を運ぶ。
できれば次々兵士を送りたくなかっただろうけど、
でも送らなければ激戦地の兵士が死ぬ。
すっごい厳しい立場だったと思う。
だから上官にも銃を思わず向けてしまう。
お前はあの惨劇を見てないくせに!って。

戦争って、
人が人でいられなくなるんだって
改めて思い知らされました。
人 対 人 であることを忘れて、
敵 対 味方 でしか判断できなくなって、
最後には、
生 か 死 になってしまう。

すると、
いつも優しく笑う人が、
誰かの父であり、
誰かの子である人が、
生きることに全てで必死で殺そうとする。

それが間違っているなんて、誰が言える?
人道に反してるとか、
あの場にいない人間は言う資格、
みじんもないですよね…。

接近戦をしかけてきたベトナム兵を、
これでもか、これでもかと痛めつける。
たぶんその時、
「人を殺してごめんなさい。」なんて思っていないだろうな。
ひたすら、
生きたい生きたい生きたい
死にたくない死にたくない死にたくない

それが頭の中を駆け巡ってるんだろうな。

そんな状況はぬくぬく生きる私には
一生共感できないし、
一生味わいたくないとも思います。
幸せなんだな、今。 すぐソレを忘れてしまうけど…。


あと、どんな心境なのかを
まったく理解できないシーンがあった。
正に、想像を絶するシーン。

飛行機からの強力な爆撃で、
ベトナム兵がひるんだところを
歩兵が突っ込むというシーン。

メル・ギブソンが先頭を切って進行するんだけど、
もちろんベトナム兵も攻撃を準備していて、
丘を登ると、
メルが照準に合わせられていることに気づく。
動物的感覚で「あ!」って思うんだけど、
間一髪で、
グレッグ・キニアが操縦するヘリが
上から銃撃して助かる。
他にもヘリの応援が来て、
その場にいるベトナム兵が壊滅。

それをアメリカ兵は銃を構えながら見ている。

この時の心境は?

やった!応援が来た?
ざまーみろ?
残酷な世界だ?
戦争反対?

存外、あの場だと3つめ4つめは
ない気がするんですよね。
でもかと言って ざまーみろ は、ないはず。
やった!もないかもな。
助かった って心境が一番強いのかなぁ。

少なくとも、
敵として撃ってきたベトナム兵が、
あまりにも無惨で、人間に見えなかったんじゃないかな。
もしかしたらほとんど無心に近くて、
ぼーぜんとしていたかも。
目の前で起きているコレは何?って。

やっぱり戦争は嫌だ。

それで何を得ようとも、
人が死ぬという事実は確実だもの。
(敵)も(味方)も必死なんだから。

平和には妥協が必要です、絶対。
互いが妥協して歩み寄れば、
きっと繋がるのに。 もちろん簡単ではないのもわかるけど!
なんだか悔しいな。
人間ってなんだろうって、
根底から考えちゃいますね…。


そしてまた、
そうした気持ちを忘れてしまう、私。
どこまでも罪深いよ。

だからその気持ちを、
少しでもこうしてブログに書いて、
残そうとも思うんだけどさ…。


そしてもう一つ、
映画みたいな世界が、
現実であったということ。
たくさんの人々が死んだということ。
忘れたくないですね、絶対。
できることなら。
できる限り。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



















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